ペルセウスは10kHz～30MHzを最小1Hzステップで連続カバーする次世代高性能ソフトウェア受信機です。PCとの接続用に高速480Mbit/s USB2.0インターフェイスを備えた受信機で、PC上で動作するペルセウスソフトウェアによって信号の処理と制御をおこないます。フロント・エンドは厳選された回路構成とコンポーネントの採用により、このクラスの受信機としては最高の30dBm以上のIP3(３次相互変調歪)特性、SSB受信において100dBm以上のダイナミックレンジ(IMD3特性)を確保しています。
また、短波帯の受信機としてのみならず、広帯域スペクトラム・アナライザーとしても使用できます。信号を受信するだけでなく、録音感覚で最大1600kHzの帯域幅で電波をハードディスクへ記録できます。記録ファイルを再生するとき、記録した帯域を再度受信し、信号を異なる検波モードやフィルターで繰り返し処理することが可能です。
注)サンプリング・レートを下げる(ソフトウェア上で選択可能)ことで記録幅は800kHz、400kHz、200kHz、100kHzと狭くなりますが、エイリアス・イメージ比を120dB以上確保することができます。

PERSEUSとノイズ源検知コイルを使用してノイズ源を検知する応用例

高ダイナミックレンジを持つPERSEUSとノイズ検知コイルを組み合わせることで様々なノイズ源を探し出すことも可能です。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

マイクロ・パワー研究所

ノイズ源・検知コイル　BA-NS1（マイクロ・パワー研究所社製）

マルチモード対応
AM、S-AM、CW、RTTY、LSB、USB、NFM、DRM、USER、CW、RTTYはリバース(LSB)モード有り、
DRM(DRM受信用)、USER(I/Qデータ出力)は仮想オーディオケーブルソフトウェア及びデコーダーが別途必要

電波記録/再生機能
100/200/400/800/1600kHz帯域幅、記録ファイル自動分割、ループ再生、自動分割ファイル連続再生

受信支援機能
ATT、プリセレクションフィルタ、ADCプリアンプ、ADCディザー、AFC、AF-NR、NB(ワイド、ナロー、ベクトル)、AGC、AGCスパイク除去、パスバンドチューン、ノッチフィルタ、オートノッチフィルタ、CWピークフィルタ、周波数キャリブレーション機能

Sメータ表示
スケルチ設定、自動ミュート設定、信号レベル単位切替(dBm/dBμV)

スペクトラム表示機能
3.1kHz～1600kHzスパン、マーカー表示(最大8つ)、デルタマーカー表示、マーカーログ表示(最大8つ)、スペクトラムアベレージ設定、スペクトラムの最大値ホールド/クリア/ポーズ機能、ズーム表示、ウォーターフォール表示(速度/コントラスト/輝度調整)、ウォーターフォール時刻刻印表示、ウォーターフォールカラーパレット表示、FFT解像度選択

1台のPCに複数の受信機を接続可能
外付けの周波数ダウンコンバーターにオプションで対応
広帯域スペクトラム・アナライザー・ソフトウェア(HF Span)付属
クライアント/サーバアーキテクチャ　遠隔受信対応(ペルセウスソフトウェアVer.4)
サーバソフトウェア付属

【ペルセウスソフトウェア動作条件】
2GHzデュアルコアクラスCPU、1GB RAM以上
USB2.0 High Speed(480Mbit/s)ポート
16bit AC-97またはコンパチブル・オーディオ回路
最低1024×768グラフィックス
対応OS ：　Windows XP SP3、Vista、Windows 7 32bit、64bit(Windows 8/8.1/10はVersion 5にて対応)

尚、PERSEUSソフトウェアについてはページ下部の各リンクおよび「よくある質問」のPERSEUS関連情報もお読みください。