1. ホーム>
  2. お役立ち情報>
  3. Vantage Vueのあるデス・ヴァレーの風景

お役立ち情報media

2019年04月09日

気象観測機器

Vantage Vueのあるデス・ヴァレーの風景

0 0 0

雨が少ないと言われるカリフォルニアの屋外の気候が大好きなデービス・インストゥルメンツの社員たちが、雨の多かった今年の冬真っ只中に行こうと考えた場所はどこでしょうか?それはデス・ヴァレーでのキャンプでした。そして彼らは何を持って行ったでしょうか?寝袋、マシュマロの袋、クーラー・ボックスの中に飲み物、そして勿論ウェザーステーションVantage Vueも、でした。

デス・ヴァレー

1月に、数人のデービス・インストゥルメンツ社のエンジニアが、機器のテスト、地質学的探索、地下を流れる熱水の流れの調査、低空を飛行する軍用機の航空ショー、そしてスーパー・ブラッド・ウルフ・ムーンと呼ばれる珍しい天体現象を完璧な場所で観賞するために、デービス・インストゥルメンツ・オーストラリアのリセラーと連れ立ってデス・ヴァレー砂漠に冒険しました。

デス・ヴァレーは猛暑の真夏の気温で知られています。それは1913年7月10日に56.7°Cの米国で最も高い気温を記録しました。(その記録がリビアのアジージーヤで計測されたという58°Cという記録によって1922年9月に更新されるまで世界記録でした。但しWMOはこれら両方の記録に疑問を投げかけていますが、2013年6月には53.9°Cの気温が確実に記録されています。)またデス・ヴァレーでは2018年7月に42.3°Cの月間平均気温の記録をマークし、また、1972年7月15日に天然の地表面での最高気温の記録とされる93.9°Cの表面温度も保持しています。しかしながら、冬の間の気温は快適な温度範囲で、ハイキングや奇岩などの景観を探索したり、そして居心地の良い寝袋での睡眠に最適です。東へわずか85マイル行ったところがシエラクレストの最も高い地点であるホイットニー山で、インヨ山脈と共に、乾燥した砂漠の風景の中に、美しい雪に覆われた山々の背景を作り出しています。

デス・ヴァレーのVantage Vue

公園の北端から入って、グループはサリーン・ヴァレーへの四輪駆動車だけしか通れないような道を65キロメートル南下しました。彼らは雪、砂丘、放棄された地雷、そして果てしなく続く洗濯板状の道を突き進んで行きました。四輪駆動車のコンボイは、途中二輪駆動ミニバンを凍った峡谷から引き上げることによって、一人の勇敢な冒険者を救助することができました。(一人旅の冒険者は、寒い気温の中36時間の孤独を過ごした後、私たちのチームが通りがかるのを見てうれしく思ったそうです。)

サリーン・ヴァレーの標高は約300メートルで、これはデス・ヴァレーの北米で最も低い地点と言われるバッドウォーター盆地の最低点である水面下86メートルよりも高く、サリーン・ヴァレーは本当の意味での谷ではありません。それは、地質学者が適切にボルソンと呼ぶ内水盆地です(内水は、それが閉じた水循環を持っていることを意味します。水は流入しますが、決して海には放出しません)。水がいっぱいになると、それは深さ1,200 mを超え、表面積が約1,300平方kmの湖を形成し、約620立方キロメートルの水をためることが出来ます。「谷」は北部に三葉虫の化石層を持ち、他の地質層の中でも、古生代の海底堆積物でいっぱいになっています。1日のハイキングの後にキャンプが多彩な色の岩の山でいっぱいになることも珍しくありませんでした。

デス・ヴァレー

しかし、この気象技術イノヴェーター・チームにとって、すべてが楽しいことばかりではありませんでした。広大な谷底の広さは、ほとんどまたは全くノイズのない長い見通し距離を提供したので、それらは現在および将来の製品のために最長無線伝送距離をテストすることができました。彼らはまた、モバイルVantage Vueを設置して、コンソールから風速をリアルタイムで測定し、月食時の気温の変化を観察するために、超局所的な気象条件を追跡していました。

デス・ヴァレーの月食

写真提供 Brett Randall Jones

「夜間には気温が氷点下に低下しました」と、製品&マーケティング担当ディレクターのエリック・パーシャ氏は語っています。「しかし、キャンプファイヤーをしながら、アイデアの共有をするための魅力的な会話は、私たちを暖かく保ち、さらに素晴らしい来るべき1年のインスピレーションを与えました。幸いなことに、日中の平均気温は12℃で、長い週末を過ごすのに最適でした。」

あなたが再びこの旅行をすることに決めたならば、我々のチームはあなたに慎重に食物を保存するように勧めます。

「私たちは地元の象徴的な動物でもある、野生のロバにも遭遇しました」と私達の技術部長、ジェレマイア・ジェフレスは私達に言いました。「私たちがある晩キャンプに戻ってみると、それらが入っていたビニール袋、そしていくつかの缶を開けただけでなく、すべてのりんごとコーヒー、マシュマロさえもロバが食べて行ったことを知りました。クーラーボックスをひっくり返して見つけた冷たい飲み物を飲みながら、何匹かが私たちのキャンプチェアに座ってみたようです。」

デス・ヴァレー

あなたが設置したどんなキャンプでも気象状況を監視するために、ご自身のデービス・インストゥルメンツ・モバイル・ウェザーユニットを作成することに興味があるならば、下記の私達のチームの装備リストをご紹介します。

Vantage Vueウェザーステーション(#6250)
2組のコンソール電池
ウェザーリンク USBまたはシリアル・データロガー(#6510USBまたは#6510SER)
ポール付三脚(#7716)
輸送および保管用のペリカンケース

All pictures and texts through the courtesy of Davis Instruments

0 0 0
ページトップ